南イタリアでおいしかった物を教えて下さい。

質問No.1279 : MM より

10月後半に初めてバーリ、マテーラ、アルベロベッロに行く予定です。 プーリア州は食事がおいしいと聞きますが、行かれた方の印象に残っている食べ物を教えていただけますでしょうか? 
各地一泊ずつ、一人旅なので食べられる量は限られているのですが、皆様のご意見を参考においしい物を楽しんで来たいと思います。
よろしくお願いします。

7 Responses to “南イタリアでおいしかった物を教えて下さい。”

  • 通りすがり より:

    同じハンドルネームのMMさんが他の項で書かれていますが、地元の衆の舌で鍛えられたお惣菜屋さんのレベルはどこに行っても高いです。 しかも、ほとんど味見させてもらえ少量(目安は最低100g)から買うことができます。 これは、ハムでもチーズでも同様です。 丸ごとの大きなパンでも切り売りしてくれます。 スーパーでも専門店でもいいのですが、ハム、チーズ、パン、お惣菜、枝付きトマトなど少量づつ買ってワイン。 たまにはホテルの部屋での夕食もいいのでは。 現物を見て味見をする、確実においしいものに出会える方法だと思いませんか。 

    ***
    アルベロベッロ。 サンティ・メディチ聖堂から通りを下っていくと右手にお肉屋さんがあります。 私が行ったときにはショーウィンドウに微笑ましいものが飾ってありました。 Coopはちょっと外れにあるのでホテルのフロントに聞いてみてください。

    グルメな旅を!

  • MM より:

    情報ありがとうございます。 お惣菜屋さん等の情報を書いてくださったのは私ではなくScibatini さんだと思います。 

    qaitaly.com/1056/%e9%a3%9f%e4%ba%8b%e3%8…

  • 通りすがり より:

    ですね。

    マテーラでお勧めできるところはないのですが、扉を開けるとアンティークなラジオとか電話が置いてあるお店は避けた方が無難だと思います。 名前を思い出せないのでごめんなさい。 思い出せたら逆に書いていいものか躊躇しそうでもありますが、、、

  • Scibatini より:

    北だとこれから旬ですからタリアッテーレ・コン・ポルチーニってところですが、南はわからないです。 

    MMさんならフロント、バールなど現地で情報収集しても旬のおいしいものにたどり着けるのではないですか? おじいちゃんはそんな気がします。

  • MM より:

    うーん、がんばってみます。

  • MAT より:

    私が行ったのは春と夏なので、秋の食材は知らないんですが…自分の覚え書きを兼ねての長文で失礼ながら。

    バーリ → 春と夏に1泊づつ。生ウニ( ← ちぎったパーネで殻からすくって食べる)。生イカ。生ムール貝。ともかく海の幸の街という印象。海もの以外はバーリ県全域+ブリンディシ県の西側くらいのエリアの食材になる感じ。たとえば加工肉ならマリティナフランカの capocollo とかチステルニーノの salsiccia とか。チーズだとカロヴィーニョあたりの fior di latte もあるし。でも夏に行ったときは評判のいい店が軒並み休業だったので私の経験値も大したことはない。食べ歩き甲斐のある美味しい街、の匂いがするのでまた行くつもり。

    アルベロベッロ → 夏に昼飯1食だけだが、近辺に3泊したのでこの地域のメシはそこそこ食べた。2駅隣がマルティナフランカなので生ハム系はマルティナ産を出す店が多い。チーズ類は牛乳のフレッシュチーズが中心。まあ、プーリア中部はバーリも含めどこ行っても cacioricottaと giuncataと burrataが出てくる感じで、美味しいんだけど1週間食べ続けると……。個人的にはプーリアのチーズなら caciocavallo podolicoの方が飽きが来なくて好き。あと、このあたりはわりとあちこちの店でセコンドに馬やロバの煮込みやアロストがあって、馬はともかくロバを食べる地方はかなり限られる(マテーラでもロバ肉をメニューに載せている店は1軒見かけたけど)ので話の種としてはおもしろいかも。

    マテーラ → 春に2泊。もともと貧しいので有名な土地と聞くので食に過度の期待はしない方がいい。パンこそ有名だが、「マテーラに来たらこれだけは喰っていけ」という料理や食材は実はないような気がする。もちろん、マテーラに行ったらここで食べよう、という美味しい店はあったが、ここで食べるためにマテーラに行こう、とまでは今一歩足りない……。まあ、メシを目的に行く街とは言いにくいかと。食材として印象に残っているのは peperoni cruschi。

    以下、バーリ~レッチェとマテーラで食べてきた全般的な話。

    美味しい店のアンティパストは本当に美味しいが degustazione とか della casa とかあるのを下手に頼むと1皿で東京あたりのチビけた1品分のが平気でというか正気でというかともかく7~8皿出てくる(シラクサやカターニアあたりの前菜攻めより強烈)ので、多少大喰いの自信があっても半島中北部のつもりでプリモとセコンドの両方頼むととっても大変なことになる。最初からプリモを飛ばすか、セコンドは「後で考える」にするのがお勧め。パスタの方が地元色が出やすいので、私はセコンドを飛ばす(ドルチェは決して欠かさない)パターンが多かった。でも美味しい地物の野菜料理が何皿も出てくることが多いので、アンティパストを省いてプリモセコンド、よりいろいろなものが食べられて満足度は高いんじゃないかなあ。

    このエリアのパスタは orecchietteや cavatelli、あと strascinatiが地の味だが、(季節的にあれば)fave e chicorie を忘れてはいけない。あと tiella も一度は食す価値あり。cozzeとpatateとrisoの組み合わせは手堅く美味。

    セコンドはイタリアの他の地域同様に地味め。いじくった料理は見かけなかった。メニュー自体はどの街も似たようなものが多い。たぶんプリモの方が街ごとの違いがある。他地域よりも料理のヴァリエーションが少ないように思うのは気のせいかなあ。一人メシで肉喰いの場合は salscicciaあたりが地の味を楽しむにはいい感じ。maialeのアロストとかおいしそうだったんだけどたいてい2人分からなので私は食せず…

    パーネは talalli がともかく美味しい。あと突き出し的にオリーブオイルをたっぷりかけたポモドーリセッキやオリーブのフォカッチャを出す店がわりとあるけど、さすがオリーブオイルのプーリア、外れなし。

    酒は弱いのでワインについてはパス。プーリアなんで vino di casa の rosato はよく頼んだけど。

    ドルチェは……このエリアでは残念ながらずば抜けて美味しい店には当たらなかった。そこそこは美味しいんだけれど、今回対象のエリア外の、マルティナフランカのLa Tanaのパンナコッタと、堂さんお勧めのレッチェは Il Vico del Gustoのティラミスが美味しすぎて他が霞んでしまった……

    ついでに。バーリでジェラートを食べるならペトルッツェリ劇場のおおむね向かい側にある gasperiniは「また食べてもいいな」レベルにはあったかと。

    さらについでに。アルベロのトゥルッリはアイアピッコラ地区の方がダントツにお勧め。

  • MM より:

    MATさん、

    おいしそうなコメントありがとうございます。 特にBariの期待値が上がりました。ぜひ前菜攻めにあってみたいです。 きっとMATさんのコメントを読んで南に行きたくなった人も多いのではないでしょうか? 

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