レンタカー 参考情報
このサイトの有益な情報を頼りに3週間ほどイタリアに行ってきました。その間,何度かレンタカーを借り気づいたことを皆さんの参考になればとアップします。
1.満タン確認
出発する前に満タンかどうか確認しましょう。車を借り高速に乗るとガソリンが半分も入っていないことがありました。戻れないので,ガソリンメーターと走行距離を一緒に写真に撮り,返却時にその写真を見せたので,給油費用請求はありませんでしたが,日本と違い満タンでないことは結構あるようです。通常満タン返しですが,この場合入っていただけ残しておきました。
2.キズの確認
Pisa空港で車を借りた時,同時に借りたアメリカ人のおばさんが「車が汚くてキズの確認ができない」と文句を言っていました。すると,「今キレイにしますので,ちょっと待ってください」との対応。借り出し時,写真を撮っても分からないくらい車が汚れている場合,自分で洗わずに,この手が使えるかもしれません。
3.空港vs街中
街中のレンタカー事務所は問題が多そうです。車が必要になり,La Speziaの町にある大手レンタカー会社の事務所を訪ねました(ホテルで電話してもらいましたが,忙しいから詳しい問い合わせには答えられないと言われ,訪問しました。)。カウンターで対応している社員1-2人に対し,客は7ー8人。30分以上待たされて,「翌週まで貸せる車があるかはどうかは今は分からない」との返答。待っている間に,予約していたオートマ車がないとか,予約していたより小さな車しかなくスーツケースが入らないとか,とんでもない話が聞こえてきました。大手のもう1社の事務所に行くと営業時間内なのに「車を取りに行くので留守にします」という手書きの張り紙があって店はしまっており,店の前に5-6人の客が待っていました。少し遠くなるものの,Pisa空港の2社に電話すると,ほとんど全てのサイズのオートマ車が借りれる状態でした。駐車場スペースが大きな問題なのでしょうが,街中の事務所が貸し出せる車の数は少なく,予約した車が借りれるかは微妙だと思います。
3.車のサイズ
どなたかもイタリアでは小さな車がオススメと書かれていましたが,その通りだと思います。駐車スペースの問題も大きいですが,リスク回避の観点からも,小さい方がいいと思います。イタリア人の多くはセンターラインを気にしません。片側1車線の山道で,カーブを曲がったら対向車がセンターラインを50cmもはみ出して突っ込んで来るなんていうことはごく普通です。同じような片側1車線の道で,対向車が来るのに後ろから追い越して来る輩もいます。いずれの場合も右側ギリギリに寄ってやらないと事故になります。とにかく車幅は狭い方がいいと実感しました。
4.カーナビ
2回カーナビ付きの車を借りました。安心してルートを任せましたが,とんでもない目に遭いました。ナビが誘導する道が砂利道,しかも農道だったり,行き止まりだったり,道幅が2mもなかったり,農家の方に怒鳴られたり,散々な目に遭いました。たまたま宿で知り合ったアメリカ人夫妻も,シシリアでナビの言う通り運転し,戻るにも戻れないような荒れた道を30分も走った挙句,携帯電話も通じないような場所で道をはみ出し動けなくなり,歩いて救援を探しに行ったと言う話をしていました。イタリアのカーナビの示す抜け道は避けるか,Google Mapで予め確認するなりした方が賢明です。ちなみに,私が借りたカーナビ付きの車は,HertzのMokka(OPEL)とAvisのBMW318dです。モデルが変われば,地図情報も違うかもしれませんが,念のためご注意ください。
以上,今回気づいたことをアップします。シエナの駐車場情報など,このサイトの情報は実際に非常に役に立ちました。本当にありがとうございました。
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