イタリアのバールでは最低€２０から、日本発行のクレジットカードではネット・リチャージできないTIMのプリペイドSIM。　ユーザー登録に携帯番号が必須なものも増えてくると年に一度のリチャージをしてでも安価に番号を維持したいと思うようになりました。

で、過去トピにあった、スーパーでスクラッチ・カードを買ってリチャージすれば？とのコメを思い出し、必要にせまられてちょっと調べてみました。

Ricariche Scratchと言えば通じるらしく、キャリアごとに€５からあるので何枚か持っていてもいいのではと思います。　ただし、有効期限の有無については確認していません。
www.pgspoint.com/index.php?orderby=produ…

SMSでコードを送るくらいでできるんじゃないかと期待していましたがTIMからの回答は、スクラッチカードの場合もユーザー登録してユーザー画面からリチャージしろ、というものでした。　以下、その手順です。

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１．次を開く。
www.tim.it/area-clienti-119

２．右上のREGISTRATI（登録）を選択。

３．上欄に通話用SIMの電話番号、下欄の下に画像表示されているコードを入力してAVANTI（次へ）。

４．SMSで以下のような文が送られてくるので、その4文字スペース4文字のテンポラリー・パスワードを入力してVAI（次へ）。　　この例ではBALL SARA。
Il codice temporaneo da utilizzare per completare l’operazione è: BALL SARA. Digita tutti i caratteri, spazio incluso.

このSMSは日本で受信しても費用は発生しません。

５．二つの欄に任意英数字8桁のパスワードを入力してVAI。　うまくいくと、以下のようなSMSが送られてくる。　私はネットの接続用のパスワードを流用。
TIM ti informa – a tutela della tua privacy – che e’ stato effettuato un accesso all’Area Clienti 119 Self Service con la username relativa al tuo telehonino.

６．ENTRA NELL’AREA CLIENTI（ユーザー画面へジャンプ）を選択。

７．ユーザー画面のServiziタブ→Servizi di ricarica automatica (Per SIM Prepagate) →RicaricardをVAI。　
これを書いている時点でシステムダウンしているのでその先シミュレーションできてないのですが、TIMの言うにはここでスクラッチ・コードを入力してリチャージするとのことでした。

８．画面右上のEsci（退場）でログアウト。

以後は、ページトップのAREA CLIENTI 119タブからACCEDI（ログイン）します。

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リチャージする以外にもこのユーザー登録はいろいろ使い道があります。　初期画面でCredito residuo:（クレジット残額）、Tariffa base:（基本プラン）が判りますし、Opzioniタブでその基本プランにどのようなオプション、例えばどのようなデータ・プランが付帯しているのかも判ります。

また、右端の人型タブ（プロファイル）のLa tua sim （あなたのSIM）で有効期限が確認できます。　ここでうっかりBLOCCAすると、ブロックされて使えなくなるので要注意！

もう一つの便利な機能はTIMのカスタマー・サービスとチャットできることです。　右上のHai bisogno di aiuto?→APRI UNA CHATでチャット画面が開きます。　ほとんどのオペレーターが英語OKです。　本件もこのサービスで問い合わせました。

余談ですが、プロファイルのDati del tuo contrattoを開くとCODICE FISCALE: （納税者番号）が表示されます。　納税者番号についてはwiki.itやyahoo.itでフォーマットや自動生成サイトが紹介されているのでここでは詳細について触れませんが、ユーザー登録に納税者番号が必要な某サイトでシミュレーションしたところ、通ってしまうものとリジェクトされるものがありました。