Padova URBS PICTA CARDでの正しい公共交通機関の乗り方について
2024年3月にパドヴァで3泊しました。
街はとても素晴らしく大満足だったのですが、ひとつ謎を抱えたまま帰りましたので、イタリアに詳しい方にお聞きしたく、また、これからパドヴァを旅行される方のお役に立てればと思い、質問させてください。
質問No.4945386にもあるように、Padova URBS PICTA CARDは、2023年から名前と?仕様が代わり、メールで送られてきたQRコード入りのPDFを印刷ないしスマホで表示したものが「CARD」であり、仕様変更以前の情報を鵜呑みにして「物理的なカードへの引き換え」を想定していましたので少しまごつきましたが、美術館などはこれで入れました。
問題は公共交通機関で、バスの運転手さんに「これで乗れますか?」と聞いたところ、三台連続で「うちは会社が違う」「何だそれ」「知らん、切符買え」と言われ、使えませんでした。あとで分かったのですが、確かに最初の1台は別会社のものでしたが、あとの2台はbusitaliaのもので、なぜ乗せてもらえなかったのか分かりません。
翌日、ツーリストインフォでこのことを質問すると、「確かに使えるはずなのに、運転手が分かってないんだ。去年から同じ苦情が来て困ってる(のは自分のほうだ)」みたいなことを言ってました。既にパスを買ってしまった身としては、「何か、運転手さんに見せられるパンフレットやチラシのようなものは無いか?バスの入口で運転手さんと押し問答しても埒が明かないし」的なことを頼んでみましたが、そんなものはないとのこと。
仕方なく、乗り放題のカードを持っているにも関わらず、アプリでチケットを買ってバスに乗っていました。少し離れたホテルを取ってしまったせいで往復バスが必要だったのですが、往復バスが必須なホテルのフロントに聞いても「えーこのパスって美術館専用じゃないの?」とか言う始末でした。
諦めかけていたんですが、ふと、イタリア人のバスの乗り降りを見ていると、運転手に何かを見せて乗り降りしているわけではなく、勝手に前から後ろから乗り降りしているようです。もしかすると、運転手さんに切符(ないしパス)を見せてから乗らないといけないというのが思い込みだったのかもしれない。勝手に乗って、勝手に腰掛け、勝手に降り、(車内にはQRコードをスキャンするタイプの機械は無さそうなので)万一検札が来たらQRコードを差し出してスキャンしてもらえば良かったのではないかと考えました。
もしそうなら、3日間、勝手な先入観で無駄なバス代を払ったことになりますが、どうしても確認したく、最終日は切符を買わずにバスに乗り込み、内心ビクビクしながら検札を心待ちにしていしたが、こういう時に限って検札は来ませんでした。
そのような経緯で、質問は3点です。
質問① このカードでの正しい公共交通機関への乗り方は、これでいいのか?タッチ式の物理カードではなく、QRコードである以上は、他の解釈が思いつきませんでした。
質問② もしそうだとすると、48hとか、72hとかいうカードの有効期間はいつからなのか。美術館ないし公共はで最初にスキャンしたときと考えるべきなのかましれませんが、公共交通機関でスキャンされるのは偶発的な検札次第なので、仕組みとしてよくわかりません。
質問③ このカードで利用できる「公共交通機関」の範囲はどこまでか?たとえば、市内(urbano)を走るbusitaliaだけで、他の会社は駄目、とか。この指針がないと、心安らかに検札を待てません。
在住の方、イタリアに詳しい方、実際に2023年以降にパドヴァで新カードを使われた方で、ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示ください。関連するページを教えて頂くのでも助かります。
いろいろ情報を集めて、またパドヴァを訪れたいと思います。長文失礼しましま。
7 Responses to “Padova URBS PICTA CARDでの正しい公共交通機関の乗り方について”
この質問への回答は締め切りました
③
www.turismopadova.it/visitare-padova-urb…
を読む限りは、市内移動の為の公共交通機関という書き方なのでURBANOだったらどこの会社でもいいのではないでしょうか。ツーリストインフォで受けた説明通りだと思います。
①②一般論として他の時間制チケットがそうであるように、交通機関であれ博物館であれ最初にアクセスしたところからタイマースタートだと思います。それではQR見せずに乗れるバスはどうなんだというお声が聞こえてきそうですが、その内リーダーが車内に設置されるまではどうしようもないのは利用者の責任ではないので儲けもんでいいのでは。バスドライバーに周知徹底されていないのはイタリアあるあるだと思います。
こんないい加減な答えではダメなんでしょうね。
ufficioturismo@comune.padova.it
に聞いてみますのでしばしお時間を、、、
パドヴァ市役所、レス速いです。以下、ググ翻訳にちょっと加筆。
R1: カードで乗れるのは、FS BUSITALIA VENETOが運行する市内路線(URBANO)と丘陵線 (Colli Euganei エリア) のみです。 (後者すごいですね 聞いてみるんです)
R2: 現時点では、バス車内にカードリーダーはありません。カードは、バス管理者の要求に応じて提示する必要があります。(要は車内検札があったときに見せるだけでよいのでせう)
R3: 48/72 時間のカウントは、カードに含まれる 8 つの場所/記念碑のいずれかへの最初の入場から始まります。
***
丘陵線詳細は、
www.fsbusitalia.it/content/fsbusitalia/i…
の一番下に
www.fsbusitalia.it/content/dam/fsbusital…
がリンクされています。
その他、以下のおまけリンクも付けてくれました。
resc.deskline.net/documents/1/TRN/b6067e…
resc.deskline.net/documents/1/TRN/fdd930…
resc.deskline.net/documents/1/TRN/2a8af0…
www.cappelladegliscrovegni.it/index.php/…
www.turismopadova.it/
www.veneto.eu/
***
原文:
R1: la card include il trasporto urbano + linea colli (area dei colli euganei)i della sola compagnia FS BUSITALIA VENETO
R2: al momento non ci sono strumenti validatori all’interno del bus per la card.La card va esibita su richiesta del controllore del bus.
R3: le 48/72 h partono con l’ingresso al primo, uno qualsiasi degli 8 sito/monumento inclusi nella card
パドヴァ市役所から返事があって回答したのですが、恐らくはリンク数上限に引っかかって管理人の検閲を経てから公開されるものと思われます。しばしお待ちを、、、
公開保留になっていたのは上のコラムです。
スレッドの投稿者です。
返信と御礼が遅くなり、申し訳ありません。
わざわざ問い合わせていただきありがとうございました。謎が解け、すっきりしました。
運用開始から一年以上経っているのに、日本語でこの件についての質問をみかけないところをみると、私が日本のバスの固定観念(乗車時に正当性を証明する)にとらわれすぎたのかもしれません。
また、なぜか丘陵線の一部にも乗れるという情報もありがとうとうございました。温泉にも行けるということなんでしょうか。
重ねて、ありがとうございました。
逆に教えていただきたいのですが、busitalia以外でUrbanoの会社ってどこですか? さくっと調べた限りはitabusの長距離便しか見つかりませんでした。
さらっとしか調べていませんが、Abano Termeだけでなく、Montegrottoもググマップ上のフルネームはMontegrotto Termeであり温泉施設があるようです。一方、Turri di Montegrotto Termeは名前だけで温泉があるらしい雰囲気はありませんでした。
Abanoに行ったことはありませんが、イタリアの温泉は総じて温度が低く水着着用で入浴するSPAか温水プール様のものです。有名なサトゥルニアの無料野外天然温泉もあるにはありますが、設備の整ったところは結構良いお値段です。