イタリアの手漉き紙を買いたいのですが、

質問No.4428 : ボタニカ より

版画に使用する紙を探しに、イタリアへ行きを検討しています。アンコーナ県のファブリアーノ、ナポリ南のアマルフィなどの紙が有名らしいのですが、まったく詳細がわかりません。高級な紙は買えませんが、どちらかお薦めの紙屋か文房具を教えていただけないでしょうか?

15 Responses to “イタリアの手漉き紙を買いたいのですが、”

  • Scibatini より:

    知人の版画作家に聞いてみました。 世界堂、伊東屋などで情報収集してはどうか、神田の文房堂は版画用の紙の種類ならば一番だろう、とのことでした。 紙は非常に専門性が高いので、木版なのか銅版なのかリトグラフなのかなど、もう少し条件を絞り込まないと知ってる人ほど答えに窮するだろうとも言ってました。

    私もヤフー・イタリアをcarta fatta a mano per incisione(版画用手漉き紙)で検索してみました。 
    it.search.yahoo.com/search;_ylt=AsYEJEwg…

    Fabriano、Amalfiで絞り込めばさらに精度が高い結果が得られるでしょう。
    www.museodellacarta.com/docs/lacarta/lac…
    www.carta-amalfi.it/

    回答者層の厚いこの板なのでよりよい情報がアップされると思いますが、それまでの継なぎ程度に。

  • masseto より:

    マルケのほうは知りませんが、アマルフィの手漉き紙については、昔、日本の雑誌で記事を見た覚えがあり、記憶をたどって検索してみたら、ここがヒットしました。
    www.amatruda.it/en/amatruda-paper-mill

    几帳面なお店で、当時、私が読んだ記事もストックしてありました。ご参考になれば幸いです。
    www.amatruda.it/sites/default/files/Japa…

  • MAT より:

    アマルフィに行く、ということであれば北外れに手漉き紙博物館があってそこでいろいろ売っていましたが、門外漢なのでそれ以上は情報として自信はありません。悪しからず………
    www.museodellacarta.it/

  • アランチャ より:

    手漉き紙 イタリア と検索すれば、実際に行かれた方たちの情報が沢山出ています。

  • ボタニカ より:

    Scibatiniさま:ありがとうございます。わざわざ版画作家の方にまでお尋ねいただき恐縮です。用途はテフート機(活版印刷)で使用できる紙です。前は『ファブリアーノローマ』の紺色やグレーの色紙を「伊東屋」「文房堂」「紙の温度」で購入して使用していました。秋にイタリア行きを思い立ち、紙を買いに行く事を目的にして滞在場所設定できたら有意義な旅になるかと思っています。そこで、加工されていない無地の安価な紙が売っている店が知りたかったのです。
    massetoさま:ありがとうございます。amatrudaの掲載誌を興味深く拝見いたしました。アマルフィの手漉き紙はこの工房でしか伝承されていないこともわかり、貴重な情報でした。
    MATさま:ありがとうございます。アマルフィにも紙の博物館があるのですね。アマルフィが気になります。この場所のことをもっと調べてみようと思いました。
    アランチャさま:ありがとうございます。検索してみました、本当ですね。。沢山出てきました。情報収集してみます。

  • Scibatini より:

    文房堂のサイトを見るにファブリアーノローマには透かしが入っている様子。 お探しの加工されていない無地のものとは無着色で透かしの入ってないものという意味ですか?

  • ボタニカ より:

    Scibatini さま:ご返答をいただきありがとうございます。
    判りづらくてすみません。ファブリアーノローマは仰る通りサイと文字の透かしが入っています。あの紙は色が好きで購入していました。国内でも以前より価格は高いですが手には入るようです。
    ファブリアーノローマも現地価格で購入希望ですが、それ以外にイタリアに行けば、さらに魅力的な紙が見つかるのではないかという期待をしています。
    加工されていないものとは、花が一緒に漉いてあったり、何かすでにデザインされているという意味のつもりでした。。具体的には風合いのある紙。紙の端が漉きっぱなしが理想。色は何色でも可。テフート機(活版印刷機)でカードを作ることを目的として探しています。

  • Scibatini より:

    なるほど、ようやくご所望の詳細が見えた気がします。 Milanoにデザイン会社をやっている友人がいるので聞いてみます。 とても多忙な人なのでいつになるか約束できませんが返事があったらアップします。 お役に立てればよいのですが、あまり期待しないでください。笑

  • Scibatini より:

    一点確認させてください。 サイが入るとは切断してあるという意味ですか? 漉きっぱなしが理想と書かれていたのでそうかなとは思ったものの念のため。

  • けんけん より:

    アマルフィには何度か行きました。
    紙には詳しくありませんが、手漉きの紙を売っている店には行ったことがあります。
    ただ「安価の紙」をお探しとのこと。
    結構な値段していてびっくりしましたが、その後どこかで「アマルフィの紙は一点ものや、結婚式の招待状など特別なときに使う」と見たことがあり、値段の高さも納得でした。具体的な情報ではなくすみません。ただ現地でも手漉きの紙は特別扱いだと感じていたもので。何かの参考になれば。

  • Scibatini より:

    あれ? 以前、Global Wifのレポートしてくださったけんけんさんですかね。 その節はお世話になりました。

    版画用紙の相場というものを知りませんし、私もFabriano、Amalfi産であることにこだわられているのかと思っていたのでVeneziaの画材店をあえて揚げなかったのです。 商品説明も、版画・印刷用のコットン100%の手漉き紙、イタリアの販売店の為のスペイン職人による特別製品、といった微妙な書き方でしたし。
    www.fineartsmart.com/it/338-carta-a-mano…

    と言うわけでボタニカさん、改めて条件の絞り込みですが、フリーエッジとでも言うのでしょうか裁断が入ってない漉いたままの状態、プレーンとでも言いますか透かしが入ってなくかつ花などを一緒に漉いてないというほかに、Fabriano、Amalfi産であること、あるいはイタリア産であることも必須条件なのでしょうか。 もし、これらの条件に英語あるいはその世界では通じるであろう言葉がありましたら合わせてお知らせください。 その方が判る人には判るでしょうから。 

  • ボタニカ より:

    Scibatini さま:けんけんさま:度々すみません。けんけんさまがおっしゃるように、やはりアマルフィの紙は現地価格でも高価なのですね。情報をありがとうございました。イタリアも紙の文化があると思っていましたので、日本の和紙のように沢山の紙が販売されているのだと勝手に想像していました。素人が楽しむ程度のテフート機での活版印刷なので、残念ながら高価な用紙は買えません。国内で例えるなら「伊東屋」「世界堂」「文房堂」のような画材店が、イタリアではどの店にあたるのかが知りたいです。また、ファブリアーノローマの紙について、「サイ」とは動物の事です。しかし、手持ちを確認しましたら、「サイ」ではない動物の間違いでした。失礼しました。

  • FRANC より:

    フィレンツェ在住者です。
    文具店「Fabriano」ではだめですか?Fabrianoはイタリアの有名な文具店で、元は紙屋さんです。私が幼稚園児だったころ、祖父が伊東屋で紙と色鉛筆を買ってくれたのが、このFabrianoでした。

    「Fabriano」のショップは、ローマ・フィウミチーノ空港、ミラノ、ヴェネツィア、ローマ、フィレンツェ、他都市にあるので、来店はとても簡単です。おそらく大きめの店舗行けば、手漉き紙はわかりませんが、デッサン用紙などは売っています。
    www.fabrianoboutique.com/

    あとフィレンツェですと画材店はたくさんあります。たくさんあるので紹介難しいですが、例えば「Zcchi」という画材店が「Fabrianoフィレンツェ店」から徒歩1分です。
    www.zecchi.it/

    ほかにもフィレンツェ大聖堂近くにも数店画材屋があります。

  • FRANC より:

    もう一つ、
    フィレンツェの中心、ヴェッキオ橋から徒歩5分のところに有名な銅版画の工房があります。作家兼店主のジャンニさんはとても親切な方なので、そこで相談されても良いと思います。

    L’Ippogrifo Stampe d’Arte di G. Raffaelli
    Via Santo Spirito 5/r, 50126 Firenze

  • Scibatini より:

    FRANCさん、ちょっと教えていただけないでしょうか? そちらでは画材店をどう呼んでいますか?

    この手の店舗検索をする場合、paginegialle.itをよく使います。 手持ちの辞書では画材店はcolorificioかmesticheria(Toscana)となっているのですが、前者は件数が多いもののほとんどが塗料店、後者はほとんど検索に引っ掛かりません。 ご教授いただければ幸いです。

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