パンに漬けるオリーブオイル
こんにちわ。
日本のイタリアンでは、よく、パンにオリーブオイルを漬けて食べますよね。
ところがイタリアでは、そのような食べ方をするオステリア、トラットリア、リストランテは見たことがありません。あえていうなら、オリーブオイルのテイスティングのちきぐらいです。
不思議に思ってネットで調べてみたら、パンに漬けるオリーブオイルはいわばふりかけだ、そんなものを外で注文するなんて失礼だ、ということでした。
イタリアのパンは、一部の高級リストランテを除けばパン自体はそんなに旨味があるわけではなく、やはりオリーブオイルとともに食べるのが良いと私は感じます。
やはりオリーブオイルを注文するのはタブーなんでしょうか。
2 Responses to “パンに漬けるオリーブオイル”
この質問への回答は締め切りました
こんにちは
おととい南イタリアを周遊して帰国したものです。
Namiさまがおっしゃる通り、リストランテ等でテーブルにオリーブオイルはまず出てきませんね。
スペインを旅行した時に、朝、パンにオリーブオイルを塗って食べていらっしゃる方を見かけました。(どこの国の方かは不明です)
それで先日、イタリア人女性に「イタリアでもパンにオリーブオイルは塗って食べますか?」と尋ねたところ、答えは「No~」でした。
その方がおっしゃるには、イタリア料理は結構こってりしているものが多いので、お口直しの意味で料理と一緒にパンを食べるので、パンにオリーブオイルをわざわざつけて食べることはしない、ということでした。
これは、彼女の個人的な意見なのかも知れません。
質問のお答えにはなっていませんが、ナポリ近辺出身の方のお話を参考までに。
イタリアにいる人からすると、日本でパンにオリーブオイルを付けて食べる光景は少し可笑しいですね。タブーではないですが、わざわざオリーブオイルを頼んでパンに付けて食べるという姿は少々違和感あると思います。田舎くさいというか、スマートでないというか、そんな感じだと思います。
たとえばオリーブオイルを楽しむお店とか、新しいオリーブオイルができた時期にお店側から「オイル美味しいから試してみて」と出てくることは稀にあります。最近は日本人がオリーブオイルを良く付けて食べるので、日本人旅行者が多く訪れるレストランですと、日本人用にオリーブオイルと塩と小皿を用意してくれるところもあります。ただあくまでもレアケースだと思います。
マナー違反とかそういうものではないですが、レストランのお客さん全員でオリーブオイルを付けながらパンを食べていたら、かなり異様な光景であることは間違いないです。オリーブオイルが大好きだったり、「利きオイル」が目的という場合はそれを店員さんに伝えて持ってきてもらうのは「あり」だと思います。