ferrovie dello statoについて
mit2のスト情報サイトを見ると、11月23日にPERSONALE SOCC. GRUPPO FSI – FERROVIE DELLO STATO ITALIANE という鉄道部門スト予告が書かれています。
一体どの部門の人員がストを行う予定なのか、よく分かりません。国鉄は何年も前に民営化されているので、これは国家持株会社のことだと思いますが、トレニタリアの鉄道運行自体がストになるという意味なのでしょうか?そのあたりの関連が全く分かりません。旅行者としてはどう備えておけばよいのでしょうか。
在住回答者の皆様、どうかお教え下さい。
ところでここのサイトでまだ「国鉄」という表記を使っているのには違和感を覚えるのですが・・。
4 Responses to “ferrovie dello statoについて”
この質問への回答は締め切りました
これを見ればわかるでしょう?
blog.his-j.com/rome/
質問者です。
残念ながら、↑このような簡略情報では分かりません。だからお尋ねしているのです。
私が見ているのはイタリア政府のmit2のサイトです。
scioperi.mit.gov.it/mit2/public/scioperi
わかるでしょう?などと上から目線で小馬鹿にした書き方ではなく、正確にお答えいただけますか?
ferrovie dello statoの職員というカテゴリーの中に、trenitaliaの職員も含まれるのか否か、また分割民営化される前の旧国鉄に属するすべての鉄道会社、すなわちGTTやTrenordの職員も含まれるのか?
これが知りたいのです。再度お願いいたします。匿名様。
ご承知だと思いますが、「ferrovie dello stato」というのは、“イタリア国鉄”のことです。現在トレニタリアがこのイタリア国鉄の業務を引き継ぎ運営しています。民営化後正確には、Ferrovie dello Stato S.p.Aの表記だったと思いますが、言うならばferrovie dello stato株式会社になりました。民営化されても、全株を“イタリア国鉄”が親会社として持っており、実質まさに“国鉄”=国の鉄道という認識です。こうしたことから、旧国鉄の“FS”を今も略称として使っているのだと思います。民営化されても、長い歴史の中でなじんだ国鉄という呼び名以外にしっくりくる名称がないのだろうと推測します。
で、本題ですが、以上の事から、PERSONALE SOCC. GRUPPO FSI ( FERROVIE DELLO STATO ITALIANE の略称)は、trenitaliaの職員も勿論含まれます。又お尋ねの地方の運営区間までの詳細は書かれていないので現状どうなるか分からないですが、表記の通り、ショーペロはイタリアの国の鉄道が対象になっていて、しかもその規模がNazionale(国全体)となっているので、これらの路線も影響は避けられないと思います。少なくても遅延は覚悟して、鉄道以外の移動方法や流動的なスケジュールを組む、いっそのこと移動するのはやめる、ということくらいしか対処の方法はないでしょう。お気を付けて行ってらして下さい。
質問者です。sawa様、ご丁寧な解説をありがとうございました。このような解説をお待ちしておりました。
なるほど、FSは国有ではないが国がすべての株式を保有しているという状態なのですね。よく分かりました。
スト規模もnazionaleであるということで、GTTやTrenordなども含まれると考えておきます。ということは、FSグループ運営のバス会社も含まれると考えて良いですね。
この日は移動をしないのが一番だという結論に至りました。とても有用な回答に感謝いたします。